院長・副院長あいさつ
院長あいさつ
はじめまして、となりの歯科・矯正歯科の院長、岡﨑耕典です。
この度当院は、院内の機器と建物を新しくし、2024年4月に移転オープン致しました。また最新のチェアーやレーザー、口腔内スキャナー等の設備も導入し今まで以上に皆様のお口の健康に貢献したいと考えております。
当院では、一口腔単位での診断・治療を心がけており、歯の予防から入れ歯・お子様の歯並び改善(矯正治療)までそれぞれの専門ドクターによる、患者さんごとの治療プランをご提案したいと考えております。
些細な事でも構いません、お口の中で何かお困りの事がありましたら一度ご連絡下さい。
地域の皆様が健康な毎日を送れますようスタッフ一同、誠心誠意努めますのでよろしくお願い致します。
大学では、補綴(詰め物や被せ物、入れ歯)を中心に学んできました
補綴(ほてつ)治療とは、歯が欠けたり歯を失ってしまった場合に、詰め物や被せ物、入れ歯などを用いて、お口の機能性と審美性を取り戻すための治療を言います。
私は大学ではこの補綴治療を専門に学び、現在は大学の補綴学講座の非常勤講師も務めております。
私がこの補綴学を専攻したのは、当時、補綴の指導医だった先生に「補綴治療は歯科治療の最終ゴール。まずはゴールを先にしっかりと勉強してから最初に戻った方が、良い結果を得られる」と教えられたからです。
例えば、むし歯の削り方一つにとっても、最終的にどのような補綴物を入れたいか。治療のゴールを見据えることが出来ていれば、歯の削り方も変わってきます。
補綴学では、自分たちで実際に補綴物を作り、技工士さんたちの補綴物の作り方を学びますので、技工士の方が作りやすい削り方、指示の仕方を知ることが出来ます。
技工士が作りやすい、ということは、結果的により良いものが作れるということ。
それは、技術的には患者さんからは見えにくい「ちょっとしたテクニック」かもしれませんが、そのような「ちょっとしたこと」が積み重なってより良い治療ができると考えております。
自分だったらどんな治療を受けたいか、を基準に
当院では、治療にあたりカウンセリングをとても大切にしています。
私がカウンセリングの際に気を付けていることは、治療はあくまで患者さんが主役であるということを意識することです。
歯科医師として患者さんのお口の中を拝見し、診査診断をすると、まずは真っ先に、その患者さんにしてあげたい治療、その患者さんにとって医学的にベストと思われる治療を思いつきます。
しかしながら、医学的にベストな治療が、その患者さんにとって最適な治療とは限らないとも思います。
例えば、より良い治療を求めたら自費治療が良いのは明らかですが、患者さんの中には自費治療をしたくても、さまざまな理由から自費治療を選択できない方もいらっしゃいます。
また、歯科医学的にはお口の中をトータルで考え、全体的な治療を行った方がより良い治療結果を得ることが出来ますが、患者さんの中には、とりあえず悪いところだけ、痛いところだけを治してほしい、とご希望される方もいます。
そのような場合、当院では、患者さんの意思を尊重し、その時その状況、その条件下で、できる限りの治療をさせていただきます。
決して治療を押し付けず、治療方法は常に複数の選択肢を提示し、患者さんご自身に治療方法を選択していただくことを徹底しております。
歯科医師側が熱心に治療を勧めると、患者さんもきっと断りにくくなるでしょう。
多くの人にとって、「No」というのはストレス。強引に治療を勧めてやってもらったとしても、それは歯科治療としては一時的に良い治療ができるかもしれませんが、患者さんにとっては大きな負担なのではと思います。
歯科医院に来るのが負担と感じてしまうと、自然と足が遠のいてしまいますし、メンテナンスが出来ていないとどんなに良い治療をしたとしても、結果的に歯は悪くなってしまいます。
まずは、気軽に歯科医院に通える習慣を作ってほしい。そのために、歯科医院へのハードルをなるべく低く、もっと身近に、気軽に相談できる環境をご用意したいと思っております。
「よい先生に巡り合った」と感じてもらえるように
勤務医時代には、訪問診療を中心にさまざまな経験をさせていただきました。
訪問診療を行って感じたことは、歯科医院に通えずに困っている患者さんがこんなにもたくさんいるんだということ。これだけ歯科医院があるにもかかわらず、訪問診療を受けていない患者さんが多くいらっしゃいました。
ご家族にとっても、介護はとても労力のいること。ご高齢の方や身体が不自由な方の通院、寝たきりの方の身体のケアは、ご本人だけでなく、ご家族や介護をされる方にとっても負担に感じてしまうことでしょう。
ですが一方で、寝たきりだから食べられなくてもよいとか、認知症だからとろみ食で良いというわけではなく、やっぱり、できることなら最後まで、ちゃんと咀嚼して食べれるようにしてあげたいというのも本音ではないでしょうか。
私が勤務医時代に担当した患者さんで、車椅子の方がいらっしゃったのですが、入れ歯を入れたことでしっかり食事もとれるようになり、噛み締めることが出来るようになったことで力も入り、リハビリで歩けようになったと、とても喜んでくださった方がいました。
歯科治療は、全身の健康や健康寿命に大きな影響を与えます。それを、訪問診療を通して自分の目で見て、痛感しています。
訪問診療を行っていると、その患者さんが今までどんな治療をしてきたのかがわかります。
中には、「この患者さんは、きっと、良い歯科医師の先生に巡り合うことができたんだな」と感じる時もあります。
今、当院に通っている患者さんが、もし将来的に別の歯科医師にお世話になるようなことがあったとしても、「この患者さんは、きっと、良い歯科医師の先生に巡り合うことができたんだな」と思ってもらえるような、誠実な治療をしていきたいと考えています。
所属学会
松本歯科大学歯科補綴学講座 非常勤講師
日本口腔インプラント学会 会員
日本補綴歯科学会 会員
日本顎咬合学会 会員
日本有床義歯学会 会員
資格
日本口腔インプラント学会 認定講習会修了
日本口腔インプラント学会 専修医
厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
副院長あいさつ
はじめまして、となりの歯科・矯正歯科、副院長、岡﨑瑠莉香です。私は矯正治療を専門に治療をおこなっております。
歯科医院は、怖い、痛い、行きたくないなど、何かとマイナスなイメージを持たれがちな場所。当院では、そんなマイナスイメージを払しょくできるよう、優しく、丁寧に、安心して通えるようサポートを行っております。
北名古屋市で歯で困っている人、怖くて歯医者に行けない人を一人でもなくし、地域の皆さまが健康で美味しくお食事が取れるよう微力ながらお手伝いさせていただきますのでお困りのことがありましたらご連絡下さい。
患者さんと、長く、深く付き合っていきたい
私が矯正治療の分野を専攻したのは、患者さんとより深く付き合える矯正治療に魅力を感じたからです。
矯正治療は、一般的な歯科医院で良く行われるむし歯治療や歯周病治療に比べ、治療期間が長くかかります。
お子さまの場合は特に、保護者の方と一緒に成長や発育を見守りながら、長い年月をかけて歯並びや噛み合わせを完成させていきます。
矯正治療を通して、時には子育ての悩みや学校での悩み、嬉しかったことや楽しかったこと、心の変化なども感じ取りながら患者さんの人生にかかわっていきたいと考えています。
機能的に改善するのももちろん、審美的にキレイになって、患者さんに最高の笑顔で喜んでもらえるのが何よりの喜びです。
親になって初めて分かった、こどもを持つ親の気持ち
私達にも現在、まだ小さな子供がいます。
自分たちに子供が出来てから、より親の気持ちがわかるようになりましたね。
子どもができるまでは、お子さまや親御さんの気持ちももちろん大切だけれども、行うべき歯科治療を行ってあげることがお子さんにとっても、親御さんにとっても良いことだと考えていました。
その考え方は、間違ってはいないとは思いますが、いざ、自分が親となって子供のことを考えてみると、親心としてはやっぱり、子供がやりたくないといっているものは、やらなくていいよと言ってあげたい。矯正治療で使う装置も、1日でも、なるべくならつけたくない。子供に辛い思いをさせたくない。そう考えるようになりました。
もちろん、お子さまの将来的なことを考えれば、多少辛くてもやってあげた方が良い治療があることは確かです。
ですが、その場合においても、なるべく子供に負担をかけないように、つらい思いをさせないように、お子さまの気持ちを第一に優先して考えて治療をご提案するようにしています。
嬉しいことに親御さんから、「子どものことを一番に考えてくれたのが先生だったから、先生にお願いしたいと思った」と言っていただけたことがあります。
歯科医師として、子を持つ親として、患者さんやご家族に寄り添った診療をしていきたいと考えております。
所属学会
日本矯正歯科学会
甲北信越矯正歯科学会
資格
歯学博士
日本矯正歯科学会 認定医