ホワイトニング
- ホワイトニングには個人差が生じ、1回の施術で真っ白になるわけではありません。平均して3セット(照射回数8~9照射)を目安に出来るだけ短い間隔で施術を受けられることをお勧めいたします。 施術回数の組み合わせは自由です。(例:2回+3回+4回)
- ポリリン酸ホワイトニングは歯質の強化など歯の予防にも大変効果が認められております。そのため、白さだけでなく、予防効果(虫歯予防等)も高めるために定期的な「歯のお掃除」+「ポリリンホワイトニング」を継続することをお勧めいたします。
- 研磨剤を多く含む歯磨き粉はポリリン酸のコーティングを剥がしてしまうため出来るだけ研磨剤のない(少ない)歯磨き粉を使用して下さい。
- 白さの効果や持続に関しては個人差があります。
- 患者さまによってはホワイトニングにより、知覚過敏、歯肉の灼熱感、粘膜の潰瘍、歯の痛み等が生じることがあります。
- ホワイトニングにより歯の表面に白い点状の部分が現れる場合があります。これは歯にもともとあるものがホワイトニングにより強調されたものです。徐々になじんできますが、気になる場合は削り、歯に合わせて詰め物をするという処置を行います。
毎日きちんと歯みがきをしていても、歯には目に見えない汚れが次第に溜まっていくもの。長年のうちにその汚れが蓄積され、歯は黄ばんでしまいます。
そんな毎日のケアで落としきれない黄ばみや汚れを落とすのが、ホワイトニングです。
最近では、ホワイトニング効果のある歯磨き粉や市販のグッツがたくさん販売されておりますので、お試しになられた方もいらっしゃるかと思いますが、歯科医院で行う「ホワイトニング」と市販品に表記されている「ホワイトニング」はまったく意味の異なるものです。
市販品に表記されている「ホワイトニング」は、歯の表面についている着色を落として歯を白くする、いわばクリーニングに近い意味で書かれているものがほとんどですが、歯科医院で行う「ホワイトニング」は、薬剤を用いて、歯そのものの色を白く漂白する「ホワイトニング」です。
タバコのヤニなど、歯の表面についた汚れであればクリーニングで落とすことができますので、市販のものでも歯を白くすることができますが、加齢による黄ばみや歯の内部の着色などの場合は市販のものでは白くすることができません。
ホワイトニングに使われる薬剤は、日本では、薬事法の関係で歯科医院でしか行うことができませんので、市販のものを使っても効果がなかった、という方は、一度、歯科医院でのホワイトニングを試してみていただければと思います。
歯質を強化しながら、歯を白くする「スーパーポリリンホワイトニング」
ホワイトニングは興味があるけど、歯を痛めると聞いたので抵抗がある…
ホワイトニングで一時的に歯が白くなっても、すぐに戻ってしまうと聞いた…
ホワイトニングに興味はあるけど、上記のような理由で思いとどまっているという方も多いのではないでしょうか?
確かに、ホワイトニングの種類によっては歯を痛めてしまったり、すぐに後戻りしてしまうものもありましたが、最近では新しいホワイトニング材が次々の開発され、後戻りもしにくく、かつ歯を痛めるどころか逆に歯質を強化するホワイトニング材も開発されています。
当院で使用しているホワイトニング材「スーパーポリリンホワイトニング」は、「分割ポリリン酸」という天然成分を使って歯を白く美しくするホワイトニング法で、歯の表面に付着した汚れを効率よく除去し、歯を白く、キレイにすると同時に、歯の表面をコーティングすることで歯質を強化し、ステインの再付着を防止することが出来ます。
薬剤としては比較的マイルドなものを使用するため、思ったように白くならない、もっと白くしたいという方には、比較的高濃度の薬剤を使用する、オパールエッセンスの「ブースト」というホワイトニング材をおススメしております。
患者さんのご要望や症状に合わせて、適切なホワイトング材をアドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
スーパーポリリンホワイトニングの特徴
ホワイトニング中も痛みがなく、しみにくい
白くなったあとの色戻りが少ない
歯の表面をコーディングし、歯質を強化できる
強力な薬剤により、歯を傷つけてしまうことがない
むし歯や歯周病の予防効果も期待できる
従来のホワイトニングとの違い
従来のホワイトニング | スーパーポリリンホワイトニング | |
痛み | 痛みを伴いやすい |
痛みにくい |
白さ | ややマットな白さ |
透明感・ツヤのある白さ |
色戻り | 再着色しやすい |
汚れの付着を防ぐ |
保護力 | なし |
コーティングにより歯質を強化 |
飲食制限 | 直後(24~48 時間)は特に、食事・喫煙の制限あり |
なし(直後から飲食 OK) |
歯へのダメージ | ダメージが残る |
表面をコーティングし、歯を守る |
むし歯、歯周病の予防効果 | ×なし |
◯あり |
薬剤成分 | 過酸化水素 |
分割ポリリン酸Na |
当院のホワイトニングメニュー
当院で行っているホワイトニング歯を白くするホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類があります。
より白さを持続させるためには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用すると効果的です。
オフィスホワイトニング
歯科医院にて、歯科衛生士が行います。
ポリリン酸や過酸化水素という薬剤を歯の表面に塗り、光を当てて漂白していきます。
1回の通院で歯を白くすることができますので、短期間で歯を白くしたいという方にはおススメの方法です。
ただし、短期間で白くなる分、後戻りしやすいというデメリットがあります。
オフィスホワイトニングの特徴
ホームホワイトニングよりも薬剤の濃度が濃い
短時間で効果が上がる
歯科医院に行かなければ治療を受けられない
ホームホワイトニング
歯科医院にて専用のマウスピースを作成し、夜寝るときに、マウスピースの中に薬剤を入れて装着します。
オフィスホワイトニングよりも低濃度の薬剤を使って、じっくりと時間をかけて白くしていきます。
オフィスホワイトニングのような即効性はありませんが、自分のペースでご希望の白さに近づけて行くことができ、また後戻りしにくいのが特徴です。
一般的には、約2週間程度で白さをご実感頂けます。
ホームホワイトニングの特徴
生活スタイルに合わせて自由にできる
オフィスホワイトニングよりも薬剤の濃度が低い
効果を感じるまでに、ある程度の期間が必要
マウスピースをつけている間は違和感がある